口腔(お口)は、摂食(食物の摂取)、咀嚼(食物を噛み砕く)、嚥下(食物を飲み込む)、構音および発語(話す)など、人が人として生きていくうえできわめて重要な機能を担っています。それゆえにこの領域に口腔がんが発生すると、治療の有無にかかわらずQuality of life(QOL)は著しく影響を受けます。口腔がんは、他の臓器のがんに比較し、直視、直達が可能であるという診断及び治療上きわめて有利な条件に加え、本会が実施する口腔がん集団検診により、口腔がんや口腔粘膜疾患等の早期発見・早期治療へ繋げることが期待できるものと確信しています。また今日では、これらの検診を通じ、精密検査が必要となった場合でも、各大学病院をはじめ、各3次医療施設等で行われる各種画像診断等の進歩により腫瘍の進展範囲を比較的正確に診断することが可能となっています。
令和7年度口腔がん集団検診は、令和7年9月28日(第1回)、令和8年2月15日(第2回)に実施致しました。
口腔がん検診は35歳以上の海老名市民の方が対象で会場が『海老名市医療センター(さつき町)』での集団検診(年2回)か、或いは通年に本会会員の歯科医療機関での『個別検診』を選択できる制度ですので是非、本制度を皆様のお口の健康管理に有効活用して頂ければ幸甚です。
本会ではこれらの口腔がん検診を通し、皆様のお口の健康増進に更に寄与して参りたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
口腔がん検診担当理事 工藤 雅範
