令和6年2月25日に令和5年度第2回口腔がん集団検診が開催されました。
寒さ厳しい中検診にお越し頂いた方々には心より感謝申し上げます。
申込者48名中受診者45名、異常なし34名、要観察9名、要精密検査2名という結果でした。
要経過観察や要精密検査の方が増えているというのが実感されました。
事実、口腔がんの罹患率は増加傾向にあります。
特に日本では大幅な増加傾向にあります。
米国では半年に一度の口腔がん検診が実質義務化されているそうです。
口腔がんは視診で判断できる場合が多い病変です。
早期発見、又はがんになる前の病変(前癌病変)で発見・対応することで予後が変わります。
今後も、口腔がんの早期発見と適切な治療の重要性を広く啓発し、地域全体での健康増進に向けて取り組んでまいります。