海老名市・株式会社ロッテと協定

海老名市・株式会社ロッテと協定

健康寿命は歯と口の建康からー。海老名市歯科医師会は6月28日、かむ能力を判定できるガムを活用した「オーラルフレイル健診」を普及させて高齢者の健康増進を図ろうと、海老名市、菓子メーカーの株式会社ロッテとの3者協定を結んだ。今年度から55歳以上を対象に原則500円でこの健診を受けられる制度を始めており、利用の促進を目指している。

3者は連携・協力して歯と口の健康作りを推進し、市民の健康の保持増進や健康寿命の延伸などを図る。こうした協定は県内初と取り上げられた。

鈴木仙一会長は「奥歯がないと、肉などのたんばく質や野菜を食べられなくなり、筋力低下にもつながる」と指摘。将来的には、個人を特定しない形で健診などのデータを提供し、疫学的な研究に役立ててもらうことも検討していると話す。

海老名市・株式会社ロッテと協定